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杀意的定时炸弹北阿尔卑斯涸沢山杀人事件(日文版)-第12章

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「それじゃ、もし、白出沢ではなく、铡盲坪删@沢を登ったら、どうなるんです?」
「最初は白出沢と同じようなガレ場なんだそうだが、そのうち、険(けわ)しい涸沢岳沢へと変わる。そこから稜線に出るのはかなり厳しいそうなんだ」
「涸沢岳沢? それって耍麤gさんの遺体が発見された場所じゃないですか?」
「そうなんだよ」
「と言う事は、耍麤gさんが新罚Ц撙榉'高岳山荘の建つ白出のコルへと登る途中、荷継小屋跡から先、本来進むべき白出沢ではなく、間摺盲骏氅‘ト案内板にしたがって荷継沢へと迷い込み、更にその先の涸沢岳沢の斜面から滑落して亡くなった???いや、深山が行動を共にしていたとすると、彼が耍麤gさんを人気(ひとけ)のない涸沢岳沢へと誘い込み、そこで殺した可能性も出てきますね」
「それと、もしも荷継小屋跡にあるル劝改诎澶颉ⅳ饯紊钌饯盲蒲预δ肖毠い皮筏い郡趣筏郡椋俊
「! そう言えば、深山は平湯温泉へ車で来たし、チェックインは夜。その日の日中、ル劝改诎澶渭毠い饧妞亭剖虑挨诵路'高から涸沢岳沢まで下見で登り、翌日、耍麤gを伴って再度同じル趣虻扦盲浚浚浚可钌饯纤{沢を殺した後(あと)、下山ついでにル劝改诎澶蛟à辘耍浚浚啃∩饯丹蟆ⅳ窑绀盲趣筏郡椤⑺{沢さんは深山に計画的に殺されたのかも知れませんよ!」
「漢波羅君、話が大変な事になってきたね。これはもう僕らの手に負えるレベルの話じゃ無いよ。どうだい? 奥飛騨署の仁科さんに事情を話して、あとは警察に眨伽皮猡椁Δ妊预Δ韦希俊

 確かに殺人事件の可能性が大きくなった以上、素人の俺がこの儘「捜査」を続けるよりは警察に委(ゆだ)ねた方がいいに決まっている。でも、不審な点があったにも関わらず、警察が事故死として処理したのが事の発端だし、第一、俺自身、折角(せっかく)ここまで眨偕悉菠郡猡韦颉ⅳ长蜗取⒕欷宋亭毪韦虾韦趣悉胜筏酸嬋护趣筏胜ぁ

「小山さん、この件、もう少し俺に眨伽丹护皮猡椁à蓼护螭俊
「でも、もし耍麤gさんを深山と言う男が本当に殺したのなら、その事を嗅ぎ回っている君に深山が危害を加えないとも限らない。何しろ、既に一人殺している事になるんだからねぇ。危険過ぎるよ」
「それは分かっています。でも、警察に話を引き渡すにしても、もう少し眨伽郡い螭扦埂
「でもなぁ???」
「小山さんのご心配はよく分かります。俺もその分、今まで以上に気をつけますから」
「分かったよ。君の性格じゃ、僕が留(と)め立(だ)てしても無理だからなぁ。本当に気をつけてくれよ」
「はい、ありがとうございます」
「ところで、これから何を眨伽毪螭坤ぃ俊
「とりあえず、一旦、枺─貞盲粕街Ф龋à浃蓼袱郡─颏趣趣韦ā⒆苑证巫悚切路'高から登ってみようと思います。そうすれば、何か見えていなかったものが見えてくるかも知れないですし」
「分かった。それじゃ充分気をつけてね。何かあったら、いつでもいいから電話をくれよ」
「はい」

 当初、平湯温泉から松本へと戻った後(あと)、自殺した深山の妹、節子の夫だった北村康隆を訪ねようと俺は考えていた。北村は節子の自殺後、枺─猷_里松本の実家へと帰り、今は父親の経営する建築設計事務所で働いていると聞いていたからだ。だが、小山と電話しているうち、俺は耍麤gが登ったであろう新罚Ц撙楹詻g岳への道程(みちのり)を蓿盲皮撙郡胜盲俊9扭ぶV(ことわざ)にも「百聞(ひゃくぶん)は一見(いっけん)に如(し)かず」と言うのがある。実際に現地を自分の足で歩き、自分の目で見た方が、何かを得られるかも知れない。なあに、まだ接触していない北村の事だ。逃げたりはしないだろう。

 俺は濃飛平湯バスセンタ楗啸工藖り、再び1時間半かけて松本バスタ撺圣毪丐葢盲俊K杀抉kへと入り時刻表を見れば、5分後に新宿行きのJR特急ス雪‘あずさが発車する。俺は急ぎ佨嚾蛸Iうと飛び仱辍⒁宦贰|京を目指した。

第10章 疑惑から確信へ

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 枺─丐葢盲堪长稀酥刂蕙芝氓互螗咯‘へと足を撙印⑸皆赖貒恧沃肖椤笜尌鲈溃糠'高岳」を買い求める。この山岳地図には、表(おもて)に槍ヶ岳と罚Ц咴坤蛑行膜松细叩丐楸饱ⅴ毳抓鼓喜可接颏颔些‘する五万分一の地図が、裏に二万五千分の一の槍?罚Ц咴敿殗恧d(の)っている。信州側の上高地から明神、徳沢、横尾、涸沢(からさわ)を経て罚Ц撙味牼へと至るル趣项^の中に入ってるので地図等無くても全然平気だが、飛騨側の新罚Ц撙楗ⅴ抓愆‘チするル趣习匙陨硪欢趣獾巧浇U験が無い。途中、ル趣嗣预盲茣r間をロスするのはゴメンだ。ここは素直に山岳地図に頼る事にした。

 帰宅した俺は、早速、山支度(やまじたく)を始める。10月の枺─稀ⅳ蓼坤蓼琅àⅳ郡浚─い椤⒆扭胛镆护娜·盲皮狻ⅳ饯Δ饯荬摔工氡匾蠠oい。しかし、これが山、とりわけ標高3000メ去爰墹畏'高ともなると話は摺盲皮搿¥长渭竟潯⒁欢龋à窑趣郡樱⑻旌颏坤欷欷小ⅳ郡趣ㄆ降丐辘扦ⅳ盲皮舛牼には雪が降る。そう言う時季なのだ。3年前の事だが、10月上旬、紅葉真っ盛りの涸沢にまとまった雪が降った。涸沢は降り積もった雪で一面銀世界となったのだが、稜線はと言うと当然、こちらも真っ白だ。前罚Ц咴坤榘路'高岳、涸沢岳、そして、北罚Ц咴坤丐冗Bなる罚Ц撙未蟀侗冥柟猓à遥─苏栅椁丹欷瓢驻xき、雪の中にはナナカマドが燃えるような赤で彩(いろど)りを添える。今でも目に焼き付いてるが、実に美しい情景だ。そんな事を思い出しながら、俺は、アイゼンにピッケル、ワカンと言った冬山装備も準備する。

 平湯温泉から松本、更に枺─丐葢盲皮堪长稀⑸街Ф趣颏趣趣韦à毪取⒃伽印⑿滤薨k松本行きのJR特急ス雪‘あずさへと仱盲俊H栅2度も佨嚖贰|京と松本を行き来するのだから、何ともせわしない。しかし、今度の目的地は平湯温泉では無い。新罚Ц撙馈K杀兢樾路'高までは、松本バスセンタ樵伽鹰啸工藫eられていくのだが、あいにくと松本に着いた時には既に最終便が出発した後(あと)。やはり奥飛騨は遠い。今夜は松本駅近くのホテルへと泊まり、明日一番で新罚Ц撙叵颏Δ趣筏瑜Α

 10月20日、火曜日、午前7時50分── 。

 俺は松本バスセンタ楦呱綕怙wバスセンタ肖违啸工丐葋車した。夏山シ亥螭摔稀ⅳ长长樾路'高への直通バスが走っているのだが、今は登山シ亥螭饨K盤の10月。松本から新罚Ц撙匦肖摔稀⑵綔氯钎啸工騺り換えねばならない。平湯温泉で仱険Qえ待ちをする事25分。結局、新罚Ц撺啸攻咯‘ミナルに着いたのは午前10時を回っていた。

 バスを降りた俺は、バスタ撺圣毪坞O、新罚Ц撺愆‘プウェイ駅構内のレストランへと入り、とりあえずコ药‘を一杯注文する。八重洲ブックセンタ琴Iってきた地図をおもむろに取り出し、熱いコ药‘を啜(すす)りつつ、新罚Ц撙榉'高の稜線までのル趣蚋膜幛拼_認するのだが、見れば、ここから白出沢出合(しらだしさわであい)まで2時間、白出沢出合から重太郎橋(じゅうたろうばし)まで2時間、更に重太郎橋から荷継小屋跡まで1時間半、そして、荷継小屋跡から罚Ц咴郎角Pの建つ白出のコルまで3時間半。結局、新罚Ц撙榉'高の稜線に立つまで9時間はかかる事になる。腕時計に目をやれば、まもなく午前10時半。今すぐ発(た)ったとしても、稜線
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